ゆるめ

ゆるめなのは公開範囲です。

生ポリタン

ナポリタンという出題形式の要がいまいちつかめなかったので*1回答は見送りましたが、出題された日にこういう文を書いていました。

やなせたかしさんのダークサイド、もしくは反抗期、もしくは天邪鬼から生まれた詩だと思いました。


また、ウィルスや細菌などの総称として「黴菌」と言う言葉が使われていますが、ウィルスに関しては生物か非生物かで意見が分かれているような話を時々聞きます。


仮にウィルスを指して黴菌と呼び、さらにウィルスは生物ではないという立場をそのウィルス自身が取るなら、
死を受けることの無い優越感と、
「だって」などと暗にけなされている「ミミズ・オケラ・アメンボ」にも劣る機構しか持たない悔しさ、
生を謳歌する事が許されない悲しさ、
そして「みんな」の仲間に入れてもらえない寂寥感がないまぜになり、
他者に対して若干攻撃的な詩を書いたとしてもおかしくはないと思います。


現実世界ではどうか分かりませんが、創作の中では非生物にも魂が宿るので、非生物が詩を書くこと自体もおかしくないと思います。


これらを踏まえて、この詩はばいきんまんが自らの忌々しい気持ちを詩として綴ることにより、作品として昇華させたものであると推測します。

ローカルに保存してある 1286111559.txt からの引用なので引用記法ですが、書いたのは私です。

*1:答えの落としどころがあるのか無いのか、回答者ワールドの展開がどこまで許されるのか、など