さよなら Firefox Developer Edition
愛用していた Firefox Developer Edition が近々終了することになりました。
rockridge.hatenablog.com
10年くらい前から、動作テスト用に素の Firefox を残しておいて、生活用に別アプリとして起動するエディションを使っていました。lolifox や Pale Moon などを経て Firefox Developer Edition に辿り着き、これで安泰かなと思った矢先のことでした。*1
プロファイルがいつの間にか共用されるようになり、同時起動もできなくなっていたので、当初のメリットがなくなってしまったのですが、野良アドオンがインストール可能だったり、開発ツールが充実していたりで、手放せない感じになっていました。
しかし今回の終了告知で改めて調べてみたら、素の Firefox にも開発ツールがしっかり搭載されていました。 Firefox Developer Edition 登場以前からのっかってました。Firebug が幅を利かせているのを見て、標準搭載はしていないものだとばかり思っていました。そして Firebug の虫感が苦手なので、Firebug は可能な限り使いたくないなあと思っていました。
開発ツールあるなら素のやつでもいいかな、動作確認も適当にプロファイル変えたショートカットでも作っとけばいいかなと思ったのですが、まだ野良アドオンの問題が残っています。
野良アドオンが使えないと、自分でアドオンを作ったり更新したりする際に面倒そうなので、ノーブランド版のものを入れることにしました。今個人的にバージョン 53 以降にしたかったので、Beta 版の方をインストールしました。
Release 版だと検索して出てくるアドオンを入れたら日本語化できるのですが、Beta 版はなんか奥まったところにあって、探すのに少し時間がかかりました。ちなみにリンク先は windows の 64bit 版向けのものです。
言語パックを入れた後に about:config の general.useragent.locale に ja-JP と入れて再起動したら日本語の UI になりましたが、後から言語コード一覧ページを確認したら、ja だけで良かったみたいです。
参考にしたページでは、intl.locale.matchOS を false にする必要があるとも書かれていました。私のところでは既にそうなっていたのでいじっていません。
先ほど書いた通り、プロファイルががっつり共用されているので、何の移行作業もなしに移行完了しました。変わったのはタスクバーのアイコンと開発ツールの色くらいです。
これが昨日たまたま撮っていたコンソール。
こっちが今撮りたてほやほやのコンソールです。まぶしかったので、これを撮った直後に設定で Dark に戻しました。
なんだかエラーメッセージが英語になりましたが、エラーメッセージは英語のままの方が検索によく引っかかるので、特に直そうとは思っていません。
他にも細かい設定とかがいじられてる気もするので、しばらくセンシティブに様子見したいところです。
追記:復活したので戻りました。
*1:体感的には矢先なんですが、実際は二年半近く経ってたみたいです。